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2024.11.11

機内持ち込みの香水のルールとおすすめアイテム

旅に出るとき、お気に入りの香りをそばに置いておきたいと思うのは自然なことです。香水の優雅な香りは、疲れを癒し、新しい場所でも自分らしさを感じさせてくれます。しかし、飛行機に香水を持ち込む際にはいくつかのルールがあるため、それに適したアイテムを選ぶことが必要です。

まず、機内持ち込みの香水には容量制限があることを覚えておくと便利です。国内線の場合、500ml以下の容器であれば問題ありませんが、国際線になるとさらに厳しく、1つの容器は100ml以下、総量は1Lまでという制約が課されます。これは、空港でのセキュリティチェックの際に透明なジッパー付き袋に入れて検査を受けるためです。こうしたルールがあることで、香水を携帯する際に容量やパッケージに配慮しなくてはならない点は少々煩わしくもありますが、こうした工夫がより洗練された持ち物選びへと繋がります。

このような機内持ち込みの制約を守りつつも、快適に香りを楽しむためにおすすめなのが小型のアトマイザーです。持ち運びがしやすいだけでなく、好きな香水を少量だけ詰め替えられるため、飛行機での移動や旅行先でも気軽に香りを楽しむことができます。

旅を快適にするためには、香りだけでなくその持ち方も重要です。お気に入りの香水をほんの少しだけ携帯することで、新しい土地での発見や体験がより豊かに感じられるかもしれません。アトマイザーという小さな容器に詰め込まれた香りが、移動中や旅先での自分の“空間”をつくり出し、そのひと時を特別なものにしてくれるでしょう。





SHO ISHIZAKA/石坂将
フレグランスプロデューサー/株式会社セントネーションズ 代表取締役。
1982年生まれ。学習院大学卒業後、英国ランカスター大学大学院にて修士課程を修了。帰国後フレグランス業界に従事し、数多くの商品をプロデュース。2010年にはプロデュース商品が日本フレグランス大賞を受賞。2012年1月にフレグランスメーカー「セントネーションズ」を設立以降、オリジナルブランド「ショーレイヤード」の企画・開発のほか、独自のネットワークの強みを生かし、あらゆるコンテンツとフレグランスを掛け合わせ、数多くの著名人やスポーツ選手、ブランドとのプロデュース商品を手がける。