香水選びに迷ったことはありませんか?香りの種類や持続時間、それぞれの特徴を簡単にご紹介します。
今回は香水の種類やそれぞれの持続時間に関してです。
まず、香水は香りが強い順番でParfum (パルファム) Eau de Parfum (オードパルファム)、Eau de Toillete (オードトワレ) Eau de Cologne (オードコロン)の4つがあります。
パルファムが1番香りが強いもので、8〜10時間、そこから2時間落ちてオードパルファム、更に2時間落ちてオードトワレというような考え方が分かりやすいかなと思います。ただ、付ける場所によっても変わってくるので、長く香りを楽しみたい場合は、衣服で隠れる場所に付けるのが良いのかなと思います。
香りの種類は、フルーティ、シトラス、フルーティ、フゼア、グリーン、ウッディなどの香調と言われるもので表されます。この香調は「フルーティフローラル」や「シトラスグリーン」のように2つを組み合わせて使うことが多いです。
日本では基本的に、シトラス、フルーティ、フローラルが使いやすい香りかなと思います。
ただ、フローラルは非常に重くなりやすいので、フローラル=軽やか、というイメージはちょっと違うかなと思います。
最後に、香水の消費期限に関してです。
実は、香水は原則消費期限が設定されていないんです。日本においては法的にも設定されていません。
では、海外ではどうでしょうか?国によって法律が違うので、一概には言えないのですが、海外では生産してから1年以内というルールがある国もあります。
うちの会社では原則として一年以内に販売するように考えています。
以上、香水を選ぶ際の参考にしてもらえたらと思います。
SHO ISHIZAKA/石坂将
フレグランスプロデューサー/株式会社セントネーションズ 代表取締役。
1982年生まれ。学習院大学卒業後、英国ランカスター大学大学院にて修士課程を修了。帰国後フレグランス業界に従事し、数多くの商品をプロデュース。2010年にはプロデュース商品が日本フレグランス大賞を受賞。2012年1月にフレグランスメーカー「セントネーションズ」を設立以降、オリジナルブランド「ショーレイヤード」の企画・開発のほか、独自のネットワークの強みを生かし、あらゆるコンテンツとフレグランスを掛け合わせ、数多くの著名人やスポーツ選手、ブランドとのプロデュース商品を手がける。
1982年生まれ。学習院大学卒業後、英国ランカスター大学大学院にて修士課程を修了。帰国後フレグランス業界に従事し、数多くの商品をプロデュース。2010年にはプロデュース商品が日本フレグランス大賞を受賞。2012年1月にフレグランスメーカー「セントネーションズ」を設立以降、オリジナルブランド「ショーレイヤード」の企画・開発のほか、独自のネットワークの強みを生かし、あらゆるコンテンツとフレグランスを掛け合わせ、数多くの著名人やスポーツ選手、ブランドとのプロデュース商品を手がける。