SHOLAYERED(ショーレイヤード)恵比寿本店、2階に新たにオープンしましたSHOLAYERED CAFE(ショーレイヤードカフェ)。
1階が香水売り場
2階が隠れ家カフェスペース
となっています。
"屋根裏部屋の調香師"をコンセプトに掲げた空間デザイン、香水メーカーである私たちならではの視点で考案した他にはない独創的なメニューが自慢です!
そのなかでも一番の目玉メニューは
FRAGRANCE NON-ALCOHOLIC COCKTAILS
(フレグランス ノンアルコールカクテル)
さまざまな角度から香りを楽しむというブランドコンセプトに沿った、フレグランスと世界の街からインスピレーションを受けた”香るドリンク”です。
シングルノートでシンプルなSHOLAYERED(ショーレイヤード)の香りは、そのままドリンク化しようとすると単調でありきたりなジュースになってしまう。
そこでプロデューサーがかつて訪れた旅先で受けてきた印象を融合し、ユニークで遊び心たっぷりのドリンクを目指しました。
今回は5種類の
FRAGRANCE NON-ALCOHOLIC COCKTAILS
(フレグランス ノンアルコールカクテル)
に込めた、
それぞれの旅の思い出をプロデューサーの石坂より、ご紹介いたします。
CASABLANCA by WHITE MUSK
(カサブランカby ホワイトムスク)
スペイン南部とイスラム文化が共存した、独特でエキゾチックな風情を感じられる街並みが特徴のモロッコ王国最大の都市、カサブランカ。スペイン語で「白い家」という意味があるカサブランカと、ホワイトを彷彿とさせるSHOLAYERED(ショーレイヤード)の香り「WHITE MUSK(ホワイトムスク)」のイメージを掛け合わせました。
グアバとピニャコラーダの甘さと程良い酸味、独特な香りが「カサブランカ」の異国感を彷彿させます。
また、別添えのバニラソースをたっぷり加えることで
まさに「WHITE MUSK(ホワイトムスク)」のようなクリーミーでありながら、蜜のような上品な味わいを楽しむことができるカクテルです。
WARSAW by ROSE MUSCAT
(ワルシャワ by ロゼマスカット)
北のパリと称されるほど美しいポーランドの首都「ワルシャワ」。
非常に緩やかな丘陵地帯で、僕が訪れた2006年頃でもまだ社会主義の色合いが残っていました。
対照的に、オールドタウンと呼ばれるエリアは観光開発がされており、非常に鮮やかな色彩を帯びた美しい景観を有していたのが印象的でした。
そんな色鮮やかなオールドタウンとSHOLAYERED(ショーレイヤード)の香り「ROSE MASCAT(ロゼマスカット)」をイメージし掛け合わせたこのドリンクは、ジューシーなマスカットやピーチ、そして上品で鮮やかなローズが香ります。
口に含んだ瞬間、彩り豊かなローズとワルシャワのオールドタウンの鮮やかさがとがリンクし、とても華やかで優雅な気分に浸ることのできる爽やかなテイストに仕上がっています。
ドリンクに散りばめられたローズぺタルは、女性好みでインスタ映え間違いなしのカクテルです。
AEGEAN SEA by FRESH PEAR
(エーゲ海 byフレッシュペア)
“ 初めてアテネを訪れた僕は、この街に一瞬で恋に落ちた。“
プロデューサーを唸らせるギリシャ共和国の首都であるアテネには、絵に描いたような美しい風景が広がります。
アテネは「エーゲ海」も近く、フルーツやヨーグルトをよく食べる習慣のある土地でもあります。このドリンクは当時の食生活を思い出しながらこの街に想いを馳せて製作したものです。
第一印象はSHOLAYERED(ショーレイヤード)の香り「FRESH PEAR(フレッシュペア)」の風味が前面に感じられ、その奥から甘さ控え目なフルーティノート、ヨーグルトや濃厚なチーズの味わいが広がります。
とてもユニークでインパクトのある味わいは、まるでアテネの食文化を擬似体験できるような一品です。
MEXICO CITY by SUGAR LYCHEE
(メキシコシティ by シュガーライチ)
メキシコの首都である「メキシコシティ」は、スペイン統治時代の強い歴史的建造物が今も色濃く残っておりレトロモダンな街並みが広がる都市です。
「メキシコシティ」の喧騒はさまざまな感情を抱かせ、非常に都市性を感じます。そしてなんといってもメキシコ料理において、スパイスやハーブは欠かせません。
こうした都市性や食文化をドリンクにのせて表現しました。
ライチなどのフルーティな香りから、花椒塩やパクチーの複雑さが鼻に抜ける癖になる味わいに仕上がっています。
BIRMINGHAM by MYSTERIOUS MIX
(バーミンガム by ミステリアスミックス)
イギリスの第二都市である「バーミンガム」には、産業革命の時の名残を感じさせる、赤いレンガ造りの建物やクラシックな建物が多くある印象を受けました。
一方で近代的な建物も増えており、歴史と近代の融合が面白い街でもありました。また、インドやパキスタンからの移民が多いエリアでもあり、インド料理などのスパイス系の食べ物が多くあります。
「バーミンガム」はイギリスにいながらも多文化に触れる事ができる場所です。
僕もイギリス留学時代にこの地域に影響を受け、香りのノウハウやスパイスの心地よさを人生に取り入れ始めたくらいです。
この「ミステリアスミックス」のドリンクを飲む度に、どことなく当時「バーミンガム」を訪れた記憶が蘇ってきます。まさに香りと記憶が結びついている感覚ですね。
秘伝のスパイスエキスは、スターアニスやシナモンなどの甘い香りを放つ魅惑の風味が凝縮しており、「バーミンガム」という国を表現しています。
いずれかの都市を訪れたことがある方も
これから行かれるという方も
ご自身のお持ちのイメージや
記憶と合わせて味わっていただきたいです。
“屋根裏の調香師”の世界観を演出した店内と
ドリンクに込められた香り、
SHOLAYERED(ショーレイヤード)、LAYERED FRAGRANCE(レイヤードフレグランス)ならではの世界観をぜひお楽しみください!