ユニセックス香水が人気の今、日本では中性的な香りが好まれる傾向があります。今回は、日本で好まれる香りの特徴や、ユニセックス香水の選び方についてお話しします。
今回はユニセックス香水に関してです。
ここ数年、日本でも多くの方が香水を使用するようになってきました。
カップルフレグランスやユニセックスフレグランスというフレーズも耳にするようになってきました。
でも、そもそも日本ではマスキュリンないかにも男性らしい香水は男性向けにあまり売れず、比較的中性的なユニセックス感のある香水が好まれるって知ってましたか?
一方、例えば女性向けの香りも、甘さが際立つような香りはあまり好まれず、比較的透明感のある使いやすい香りが好まれる傾向が強いです。
例えば、ウッディ系の香りが強いとメンズらしく印象を感じやすいんですね。そして、グルマンが強い甘い香りは女性らしい印象を感じられやすいです。逆に言うと、これら2つを除外した香り、いわゆるフルーティーフローラルやシトラスフローラルというのはユニセックスの強い香りになるかなと思います。
なのでユニセックスの香りを探す時は、基本的にシトラスフルーティーベースでフローラルに抜けていく香りを探すのが良いのかなと思います。
他の国を比較した際に、日本では香りの性別感が薄い、というのは日本の一つのお国柄のように感じます。
香水を選ぶときの参考にしてもらえればと思います。
SHO ISHIZAKA/石坂将
フレグランスプロデューサー/株式会社セントネーションズ 代表取締役。
1982年生まれ。学習院大学卒業後、英国ランカスター大学大学院にて修士課程を修了。帰国後フレグランス業界に従事し、数多くの商品をプロデュース。2010年にはプロデュース商品が日本フレグランス大賞を受賞。2012年1月にフレグランスメーカー「セントネーションズ」を設立以降、オリジナルブランド「ショーレイヤード」の企画・開発のほか、独自のネットワークの強みを生かし、あらゆるコンテンツとフレグランスを掛け合わせ、数多くの著名人やスポーツ選手、ブランドとのプロデュース商品を手がける。
1982年生まれ。学習院大学卒業後、英国ランカスター大学大学院にて修士課程を修了。帰国後フレグランス業界に従事し、数多くの商品をプロデュース。2010年にはプロデュース商品が日本フレグランス大賞を受賞。2012年1月にフレグランスメーカー「セントネーションズ」を設立以降、オリジナルブランド「ショーレイヤード」の企画・開発のほか、独自のネットワークの強みを生かし、あらゆるコンテンツとフレグランスを掛け合わせ、数多くの著名人やスポーツ選手、ブランドとのプロデュース商品を手がける。