積み重ねた“石”の記憶から、光を抱く“クリスタル”へ|1945 クリスタルシリーズ発売 – SHOLAYERED Skip to content
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2025.12.01

積み重ねた“石”の記憶から、光を抱く“クリスタル”へ|1945 クリスタルシリーズ発売

クリスタルシリーズとは――「石」から離れ、光へ近づく

「1945」コレクションは、ショーレイヤードのレイヤード哲学を“積み重ねられた石”と
いう造形に託して始まった。日本的な“和”の趣を宿しながら、誰が見ても直感的に美しい造形と香りを目指してきた軌跡。その延長線上で、あえて“石”から離れていく勇気が、新しい景色を開いた。
透き通るボトルは光を反射し、ジュース(液体)の色が淡く透ける。儚さと繊細さが香りの世界観と共鳴し、透明=クリスタルという新章がはじまります。

 


 

FOREST GREEN(フォレストグリーン)


シトラスからグリーンへ抜ける気品。その余韻をより力強く、深みのある仕上がりへ。ボ
トルの淡いグリーンは、霧を含んだ森の湿度とやわらかな光を映す。日中のリラックスタ
イムに寄り添い、心拍をゆるやかに整えるように、部屋と身体の動線へ穏やかに馴染む。


TOP:ライチ、ベルガモット、ペアー
MIDDLE:アイリス、バイオレットリーフ、スズラン
LAST:ムスク、アンバー、ベチバー




SUNSET(サンセット)


夕暮れから夜へ。空の温度が変わる瞬間を閉じ込めた、センシュアルな残香。かつての原
型よりも残り香を高め、肌の上で色気を帯びる。パープルがかったジュースは“夜の入口”
の気配。薄明かりの時間帯こそ最も美しく、あなたの歩幅に合わせてドラマが深まってい
く。


TOP:マスカット、ココナッツ、ピーチ、アルデヒド、ベルガモット、グリーンアップ
ル、マンダリンオレンジ、マンダリン、ロゼワイン
MIDDLE:スズラン、チュベローズ、イランイラン、ジャスミン、ヒヤシンス、フリージ
ア、アイリス、バイオレット
LAST:ムスク、アンバー、サンダルウッド、セダーウッド、ベンゾイン






デザイン――透明は、最も雄弁な色

クリスタルという名にふさわしく、ボトルは透明の余白を纏う。色を主張するのではなく
光を引き受けることで、香りそのものの表情を際立たせる。置かれる場所の光源や時刻で
見え方が変わり、インテリアとしての存在感も静かに更新される。
使い方――所作までデザインする
Tシャツを着る前、身体の内側(胸元・胴回り)に左右1プッシュずつ。そして外側は手
の甲に2プッシュずつ。近づけばふわりと、離れれば記憶に薄く残る。距離で“香りのレ
イヤー”を描くのが、SHOLAYEREDの流儀。
※着色ジュースのため、 20cm以上離してご使用ください。通常の使用で衣服に色が残
ることはほぼありません。

レイヤードの提案――香りは、掛け算が美しい

〈FOREST GREEN〉は〈LIGHT PINK〉や〈LIGHT GREEN〉とのレイヤリングで、清
潔感と透明感が倍化する。
〈SUNSET〉は〈西麻布 1872〉と重ねると、動くたびにセンシュアルな陰影が立ち上
がる。〈FRESH PEAR〉〈SUGAR LYCHEE〉〈BEIGE〉との相性も秀逸。あなたの“定
番”の上に、もう半歩のニュアンスを。





製作者インタビュー

─「1945 クリスタル シリーズ」とはどのような位置づけのコレクションでしょう
か。
「1945」コレクションの発売から約2年半。このコレクションは、ショーレイヤードの「重ねる(レイヤード)」スタイルを「積み重ねられた石」のデザインに落とし込む試みから始まったものです。
日本的な「和」の感性を宿しつつ、どの国の人が見ても直感的に美しいと感じられる造形、香りを目指してきました。
ただ、その“石”という原点にあまりにも縛られすぎると、創作としての広がりが失われてしまう。
そこから、「いかに石から離れていくか」というテーマを意識しながら発展させてきた結果、行き着いたのが“透明”という到達点でした。
透明なボトルは光を反射し、中の液体の色が柔らかく透けて見える。その儚さや繊細さがショーレイヤードの香りの世界観と非常に調和していると感じています。
そうした想いから生まれたのが、今回の「1945 クリスタルシリーズ」です。

─「クリスタル」という名称には、どのような意味が込められていますか。
「1945」の新しい章として、“キラキラと輝くコレクション”という意味を込めています。
2025年春からオープンしているブランド史上最大規模の路面店 ショーレイヤード西麻布店 オープンに際するクラウドファンディング限定モデル「西麻布 1872」を含め、全6種展開になる予定です。
これまでの「1945」コレクションの流れを継承しつつ、より軽やかで透明感のあるラインナップとして構成しています。

─香りの原型には過去の作品があると伺いました。
実は<FOREST GREEN(フォレストグリーン)>と<SUNSET(サンセット)>は、過去展開していた香りを再構築した“セルフカバー”作品です。
<FOREST GREEN(フォレストグリーン)>は<GREEN LEAF & IRIS(グリーンリーフアンドアイリス)>
<SUNSET(サンセット)>は<GRAPE VINE(グレープバイン)>を原型にしています。
どちらも当時は他の香りに埋もれてしまい、十分に光が当たらなかったという悔しさがありました。
「もう一度、今の時代にふさわしい形で蘇らせたい」と思い続けていた香りです。
ブランドとして10年以上の歴史があるからこそできる、“セルフリバイバル”のような試みだと思っています。

─アップデートのポイントを教えてください。
いちばん大きいのは“ラストノートの強化”です。
原型の香り構成はそのままに、より濃厚で芳醇な仕上がりにしています。
<FOREST GREEN(フォレストグリーン)>は、
シトラスからグリーンへと抜けていく気品のある香り。そのラストをより力強くし、深みを増しました。
<SUNSET(サンセット)>は、
かつてよりも残香性を高め、よりセンシュアルに。時代が再びこの香りに追いついたような感覚があります。
また、以前はシングルノートだったものを香りのピラミッド構造にアップデートしています。
トップからミドル、ラストへとしっかりと展開する立体的な香りに仕上がりました。

─ジュース(液体)のカラーにはどんな意味がありますか。
香りと色が同じ方向を向いていることがとても重要だと考えています。
<FOREST GREEN(フォレストグリーン)>は、シトラスグリーンの爽やかさと森林浴のような癒しを感じさせる香り。
少し霧がかった、湿り気のある森をイメージしたグリーンカラー。
<SUNSET(サンセット)>は、夕暮れから夜に移ろう時間帯に似合う香りです。
その“夜の入口”のような情緒をパープルがかったカラーで表現しています。

─どんなシーンにおすすめですか。
<FOREST GREEN(フォレストグリーン)>は、
日中のリラックスタイムにぴったり。
穏やかに自分と向き合う時間を香りが包み込みます。
<SUNSET(サンセット)>は、
夕方から夜にかけてのシーンに最適です。

─おすすめのレイヤードスタイルはありますか。
<FOREST GREEN(フォレストグリーン)>には
<LIGHT PINK(ライトピンク)>や<LIGHT FRGREEN(ライトグリーン)>とのレイヤリングがおすすめです。
<SUNSET(サンセット)>には
<西麻布 1872>とのレイヤリングが本当に素晴らしく、動くたびに香りが重なり合って自分でも惚れ惚れするほど。
<FRESH PEAR(フレッシュペア)>や<SUGAR LYCHEE(シュガーライチ)>、<BEIGE(ベージュ)>などとの相性も抜群です。

─おすすめの付け方を教えてください。
身体の内側、Tシャツを着る前に胸元と胴回りに左右1プッシュずつ。
外側には手の甲に2プッシュずつ。
手の甲の香りは第一印象として周囲に伝わりやすく、体につけた香りは距離が近づいたときにだけふわっと香ります。
これは「SHOLAYERED」らしい“重ねる香りの楽しみ方”です。

─液体に色がついていますが、衣服への色移りはありませんか。
至近距離で白い布に直接吹きかけると色がつくことはありますが、20cmほど離して使用すれば問題ありません。
通常の使用であれば、衣服に色が残ることはほぼありません。

─最後に、この「1945 クリスタル シリーズ」をどんな人に届けたいですか。
「1945」は、積み重ねられた石のように、時間とともに形を変えながらも本質は変わらないシリーズです。
今回の「1945 クリスタル シリーズ」は、その透明な“進化形”です。
香りを重ねることの楽しさや、美しさの新しい形を、ぜひ感じていただきたいです。



メッセージ

光を纏うという選択。
先行リリースという希少なタイミングで、あなたの感性に透明の余白を。
〈FOREST GREEN〉は深呼吸のように、〈SUNSET〉は物語の余韻のように。
SHOLAYERED 1945 クリスタルシリーズ――美しさは、重ねるほど透明になる。